[リメイク]捨てずに再利用
2017/03/10
「使い切ったから捨てる」
「汚れたから捨てる」
「使わなくなったから、着なくなったから捨てる」
要らなくなった物が無くなるとスッキリしますよね。
いつか使えるかもしれないからと、なんでもかんでもとっておくと直ぐに物に溢れた部屋となり、自分の家なのに居心地の良くない空間となります。
これでは気がつかないうちに、ストレスを蓄積することになりかねません。
とはいえ、欲しいものが直ぐに買えるような生活ではないので、そう簡単に物を捨ててしまおうとは思えなくなってきました。
違う使い方が出来ないだろうか?
作り変えることでまた使うことは出来ないだろうか?
結局は捨てることになるとしても、その前にひと足掻きしてみたいと思います。
新しい価値を生み出したその軌跡を紹介します
油はねガード
ガスコンロ回りの囲いです。以前は100円ショップでアルミ製の物を買っていましたが、汚れた後に掃除をすると形が崩れるので、そう長くは使えませんでした。
繰り返し購入しなくてはならず、捨てる際にも嵩張って厄介です。
中身の無くなったガソリン容器をリメイクしました。
理想は4つ欲しいところですが、まだ2つしかないので、仕上がりは少し背が低くなります。しかし、ステンレス製なので火を扱うコンロ回りでも安全です。
出来るだけ無駄の出ないように切り分けます。
ハンマーで折り曲げ、末端処理をします。
板状になった2つの缶に下穴を開けて、リベット止めしました。
後はガスコンロの大きさに合わせて折り曲げれば完成です。
この大きさだと少し背が低いので、もう2つの空き缶が手に入るまでは下に耐火レンガを置いて高さを調整しました。
ステンレス火鉢
どこかの国の打楽器の一部です。(分かった人は凄い)元は太鼓なので、張ってあった革を剥がしただけです。
薪ストーブの灰を溜めて使います。炭を置いて温まったり、お餅を焼いたりと、大活躍です。
トリベット
100円ショップのザルの底です。網部分も他の場所で便利に使えています。
レッグウォーマー
バッファローマンの手足についてる[あれ]の色違いですね。
元々は汚れて着られなくなったダウンベストなのですが、とても暖かかったので捨てるには惜しく、レッグウォーマーとしてリメイクしました。
ポイントは縫ってから切断する点です。
縫わずに切断すると、ダウンが部屋中に舞います。
ルームシューズ
フェイクレザーのコートが要らなくなったのでルームシューズを作りました。
作り方は[モカシン]の作り方を参考にしました。
パーツごとに型紙を作り、縫い合わせるだけで形にはなりますが、底が無いと歩きにくいので、中敷きを一緒に縫い付ければ良かったと思っています。
プロテクター(チェーンソー用)
ショートパンツタイプにすることで、履いているズボンの上からでも容易に履けます。
プロテクターと書きましたが、何も履かないよりは、フェイクレザーのポケットと、薄いズボン一枚分の厚みが増えるだけマシになるというだけです。
プロテクターとしての能力を試せたことはありませんが、単純にポケットが増えて便利でした。
実は色、デザイン違いがもう一つあります。
最後に
最後に告白をしますと、レッグウォーマー以下は現在、殆ど使っていません。
やはりプロが作った商品というのは良く出来ていますね。
レッグウォーマーは履きづらくて嵩張るし、ルームシューズは歩きにくいし蒸れるしで最悪でした。
チェーンソー用のプロテクターに関しては当初気に入って履いていたのですが、しっかりとした商品のプロテクターを履いている人を見た時に、途端に履く気が失せてしまいました。
半分は強がりですが、何もせずにそのまま捨ててしまうよりは、悪あがきをしてからの方が納得して処分することが出来ます。
捨てることの後ろめたさは大分軽減出来ると思います。
おしまい。