暮らし

小屋暮らしとゴミ捨て問題

2016/06/11

////  これは03/07/2015の「今日のニテヒ生活」の記事に加筆修正したものです ////

 

引越してきて直面したゴミ捨て問題。
それは、住んでいる地区のゴミ集積所にゴミを捨てることができないということでした。

坂を下ったところにゴミの集積所があることは確認していましたが、そこには捨てさせて貰えません。

なぜ捨てられないのかといいますと、地元の人いわく、

組に入ってないと、ダメだねえ

うちの前を通りかかった地元の人に、ゴミは何処で捨てたらいいのか聞いてみますと、上記の答え。

「では、どうしたら「組」に入れるんですか?」 と、一応聞いてみますと、

「組長さんに聞きに行くしかないねえ。でも入れるかわからないよ。たぶん、ダメだと思うけど。」

「この辺の別荘の人たちとか、組に加入していない人はゴミ、どうしているんですか?」

「たしか週に一回、別荘の人がゴミを出せる日があるみたいよ。出す場所も決まってて。」

なるほど!

そして役所に確認して、週に一回、決められた数時間のみ、ゴミを出しに行けることになりました。
ただし、可燃物と不燃物のみ。
通常リサイクル品として回収してくれるビンやカンなどもすべて不燃物となるようです。

ゴミ捨て

ところが、ゴミ出し場所の番人がとても厳しい人で、毎回細かいゴミチェックが入ります。
燃えるゴミならまだ軽いチェックで済みますが、不燃物となると目の色が変わります。

中身をすべて改めんばかりの勢いで確認していきます。指定のゴミ袋が薄くて弱いので、袋が破れないように小さなビニール袋に入れたワイヤーも釘も中身を出して確認するのです。

シート状のものは、すべて30センチ四方にカットしなくてはなりません。
そうでなければ、やり直しを命じられます。長いコード類も同様です。
(最初に渡されたゴミ出しマニュアルにはそんな注意書きはなかったんですが・・・)

あるとき、ゴミ捨て場の駐車場で必死に布団を刻んでいる人を見かけたことがありました。
中綿が雪のように舞っていて、大変そうだな、と思っていましたら、翌週、自分も電源コードでダメだしをされたのでした。

かと思えば、ゴミ番のおじさんが自分の車に乗ったまま窓越しにゴミ出しを見張っているだけの時もあるし、友人とのおしゃべりに夢中でゴミには目もくれないときもあり、そういうときには、ほっとすると同時に、ちょっとがっかりするのです。

それというのも、あの厳しいゴミ番チェックが入るものと思って、毎回真剣にゴミの仕分けをして出かけているのですから・・・。



しかし!
先日、ついに、そのゴミ当番のおじさんから解放されることになったのです!

移住者で組に加入していない場合は、週に一回、朝から夕方まで、好きな時間にゴミ出しできるというのです。しかも、ゴミ当番のチェックなしで!

役所の担当の人にゴミ捨て場所を案内して頂いたんですが、皆さんきちんと分別してゴミ出しなさっていました。
これまではゴミとして捨てるしかなかった缶、ビン、紙ごみ、古布をリサイクル品として出すことができるようになりました。
しかも、食品などを包装している袋(例えばパンなどの袋)で、プラ製品かつ汚れていないものや発泡スチロールは、ゴミではなくリサイクル品になるそうです。

ゴミとして捨てていた殆どのものがゴミではなくなった瞬間でありました。

よかった。
ゴミの分別、がんばろう。


考えてみましたら、自分たちは運良く別荘や移住者の多い地域に越したので「別荘居住者対象のゴミ捨て日」や「移住者対象のゴミ捨て日」があったけれど、もしもこれが移住者のほとんどいない場所だったら・・・。
おそらく『組』に入り、ゴミを捨てさせてもらうしか方法がなかったと思います。

ほかの移住者に聞いたはなしによりますと、地元の人の言葉通り、「組」に入るのはとても大変なんだそうです。
これはこの地域での話しですので、場所がかわれば対応も変わってくると思います。
長野の大鹿村では「移住後には組に加入してもらいます」と言われましたので。)

田舎に引越した皆さま、ゴミ捨てはどうしているんでしょうか・・・。

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