庭・畑・石けん・水・火など環境

合成洗剤なのか石けんなのか

2016/06/08

//// これは2015年2月14日の「今日のニテヒ生活」の記事に追記をしたものです ////

 

どうして石けんを使っているのか・・・。

それは生活排水をすべて再利用しているためなんですが、
そもそも「へんなもの」は流さないようにしていて、ここでいう「へんなもの」というのは、例えば食べ物のカスだったり油だったり飲みきれなかったスープだったりします。

そういう「へんなもの」を流さないために、食事が済んだあとの食器はスクレイパーできれいにしたあと、ティッシュで拭き上げてから洗うようにしていますし、同様に調理に使用した器具なんかもきれいに拭いています。

とくに油汚れは、かなりしっかりと拭き取ります。

 

また、シンクの排水口には、付属のゴミ受けのザルのようなカゴに、ストッキングタイプのごみ取りネットを被せてごみを流さないようにしています。

gominet2

目の細かいネットを使うと目詰まりしやすいけれども、それだけキャッチしてくれていると思うと頼もしいのです。

 

ごみ取りネットは定期的な出費に繋がるので、一時は茶漉しを無理やり排水口にはめ込んでいましたが、茶漉し自体の掃除が大変でしたし、目に汚くて結局は出費を選ぶことにしたのでした。

 

食器を拭くのにティッシュを使うなんて、それこそ無駄な出費になるから、そこはウエスを使うべきなのかも・・・と思ったりもしましたが、毎日毎食、何枚ものお皿と鍋を拭いていたら古着が何枚あっても足りなくなりそうです。

じゃあ新聞で拭けばどうか、といいますと、新聞って全然拭き取れないのです。
油よごれをティッシュで拭く前にあらかじめ大雑把に拭き取っておくぐらいならできますが・・・。

それに新聞紙だって新聞をとってない人からすれば、手に入れ難いものなのです。

そんなわけでティッシュを使っています。

(スクレイパーはとても有効です。同じシリコン製のスパチュラで取りきれなかった汚れも、ごっそり集めてくれます。ティッシュの使用量がかなり減らせます!2016年5月追記

 

さて話を冒頭に戻しまして、どうして水を再利用するから石けんを使うのか?といいますと、再利用の目的が植物への水遣り故。

 

こんな実験があります。

カイワレ大根の種子を使った実験で、合成洗剤が生物に与える影響を調べるものです。

 

手順は以下の通り。

  1. 容器に脱脂綿を入れる。
  2. 石けん、合成洗剤ともそれぞれ洗濯するときの標準使用量の5倍に薄めた溶液を作る。
    (これがちょうど洗濯水を排水路に流したときの濃度になる)
  3. それぞれの容器に石けん溶液、水、合成洗剤溶液を入れる。
  4. それぞれの容器に同じ数だけ種子を播いて指で押さえ、直射日光の入らない部屋に置く。
  5. 脱脂綿が乾いてきたら水を足す。
  6. 4日目くらいから結果があらわれる。

 

水、石けん溶液では芽が育ち成長するのに、合成洗剤溶液では芽が出ない、もしくはある時期から成長しなくなる、といいます。

この結果を見たら、合成洗剤が混ざった排水を植物にあげようとは思えなくて、石けんを使っています。


※環境負荷の点からは賛否両論ある石けんですが、合併浄化槽が使われている地域に住んでいますと、明らかに浄化槽からニオイの上がっているお宅があることに気が付きます。
そういったお宅は、合成洗剤(入浴剤、塩素系漂白剤、各種洗浄剤なども)を使っているといいます。
一方、使用する洗剤や油等に気をつけているお宅では、浄化槽からのニオイはありません。
排水に配慮しないと浄化槽内のバクテリアが生きていけなくなり、結果、汚れが分解されず、ニオイが上がってくるということです。2016年5月追記

miyoshi

 

そういえばウエスで思い出しましたが、アースデイ東京に行った時のことです。

 

たくさんのフードブースが並んでいる中から、ベジカレーを食べました。

 

食器を持参していなかったのでデポを払って食器を借り、食べ終わったら片付けテントに行き、用意されているスクレーパーでお皿をある程度きれいにしたあとウエスで拭き取って返却するというシステムになっていました。

 

返却用テントには、トラック一杯に積めるほどの大量のウエスが用意されており、それを用意した人たちはさぞ苦労したことだろうと思いました(洋服を小さく切るのって意外と大変なのです。)

しかし、同時にそっと思ったのです。
「マイ食器を持参してゴミを減らそう。」
とうたっているのに、この大量のウエスは結局ゴミになるのでは・・・?と。

洋服のままリサイクルに出したらもっと有効利用される気がしました。
(たしか良い状態の古着は海外に送られていたと思います。)

けれども、そうかといってティッシュを使って燃やしていることがいいとは言えませんし。

 

いっそのこと禅僧のようにみんな鉢を持ち、食事の最後には沢庵で鉢を拭き清めるくらいきちんと残さず食べるようにするのが理想形だったりするのかも知れません。

 

 

-庭・畑・石けん・水・火など環境
-,