土地探し

土地探し その3(長野編)

2016/06/08

////  これは2015年2月2日の記事です ////

 

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移住者が多く住んでいる地域が長野にあるらしい

移住者が多いということは何かしら住みやすい条件が揃っていいて、近所づきあいとか少ないかもしれない・・と、特に目的の物件があるわけではないけれど、兎に角どんなところなのか見に行ってきました。

今回の目的地は長野県の伊那谷という地域です。
田舎暮らし系の雑誌に実際に移住した人のコメントが載っていましたが「ひと目で気に入った。風景がすばらしい」というから期待が持てます。
 
夜に出発したため目的地に到着したのは早朝3時頃。街灯や家の明かりがまったくない山道、星だらけの空。道中まっくらすぎていつも怖い話を読んでいることを後悔しました。なんだろう、あの夜の山の恐怖・・・。

 

廃村:高遠町芝平(シビラ)

山に囲まれているためテレビや携帯の電波は届かない、水がきれい、おいしい微炭酸の水が涌いているところがあるという廃村芝平を訪れました。

この集落は30年以上前に閉村したため村としては機能していないけれど、現在も都会からの移住者が住み着いていて、いわゆる廃村というわけではありません。
移住することができるのか伊那市に問い合わせたところ、ライフラインはつなぐことができ、現在も道路の管理整備は行っているとのこと。廃屋の斡旋はしていないそうです。


夜が明けてから周辺を散策してみるに、村は川に沿って家屋や畑が点在していて、放置され朽ち果てている家や、廃屋を補修して暮らしているような家と、新しく建てたと思われるログハウスなどが混在していました。
取り壊し中の家もいくつか。

川の水は冷たく澄んでいて、飲みはしないけど飲めそう。
廃村という雰囲気はありません。あちこちに人の気配がするのです。もともとの住人がたまに来てお手入れしているのか、借りて住んでいるのか、購入して住んでいるのか。
道で会った人に聞いてみればよかったな。
 
とても美しい環境だとは思ったけれど、妙な閉塞感があってちょっと辛かった。
廃村をあとにして過疎の村に移動!


  
過疎の村:大鹿村(おおしかむら)


その村は山を登って下ったところ、ちょうどすり鉢の底に当たる場所にあって、どこに行くのにも山を越えなくてはならないため、軽自動車だとちょっときつい。

まずは村役場に行って空き家担当の方にいろいろ話を聞かせていただく。

村の空き家情報には問い合わせが多く、よく聞かれるのが「もっと安い物件はありませんか」(この村の平均家賃は4万円弱)。
ちょうど先日ひと家族移住を決めたそう。村には仕事がほとんどないけれど、その移住者は自分の販路をもった自営業なので問題なく移住したとのことです。
来週も物件案内をする予定が入っていると言っていました。


村の状況や、もし移住したら守って欲しいことなどあれこれ話を聞いているうちに、気が付いたら1時間以上経過。ううむ、何かが違う・・・というのが正直な感想。
これはないな、と思ったのでお暇することにしました。
村を見て回る気力が残っていなかったので、少しだけ散策してそのまま帰ります。

 

土地探し3

 
村が求めるもの、私たちが求めないもの


村 「運動会や草刈り、祭りなどのイベントには必ず参加して頂きます。」
(草刈りはもちろんするけれど運動会は・・・)

村 「隣組に加入してください。役員がたくさんあるのに住人が少ないので、毎年いくつか掛け持ちしてもらうことになります。組合費もあります。」

村 「それから空き家バンクを利用して移住するときには、皆さんに誓約書にサインしてもらってます(組合に加入して住人と仲良くすることを誓うもの)」
(強制されるのも嫌だし普通のお付き合いじゃ駄目でしょうか・・・。)

村 「村営住宅もあります。家賃はだいたい4、5万円ですけど都内に比べたらずいぶん安いと思います。」
(単純に家賃だけで都内と比べて安い高いを判断するには、ちょっと環境が違いすぎます。村への移住者は半自給自足とか、リタイア後に移住するとか、貯金切り崩したり、ローコスト生活を送ろうと思っている人が多いと思うので、家賃負担はかなり重要な問題だと思います。)
 
 
空き家バンクは「人付き合い大好き」っていう人向けなのかも知れません。「もうお金の心配はいらないから、のんびり暮らしたい」とか。
当たり前だけど販売経路を確立できている自営業っていうのが一番移住に向いていると思います。
でも自分はあんまりお金ないし、自営じゃないし、普通の人付き合いがいい。
村が求めている移住者像とは正反対の気がします。
  
一番ひっかかったのは誓約書にサインを求められることでした。
それだけ多くの人が、いわゆる田舎的な人間関係を避けたいと思っているということなのかも知れません。そこを改善するのは、これまで村としてどうやって存続してきたのかを考えると難しいのは分かりますが。


なかなか土地みつからないから、住みたい地域を決めて、まず賃貸で移住してゆっくり土地を探して、あわよくばいいところ紹介してもらえるかも、などと考えて自治体の空き家バンクを利用しようと思ったけれど、どうやら方向を間違えてしまったようです・・・。
 
 


ところで、7月に中古車を購入しました。

荷物を運べて車中泊ができる軽ワゴン。
その車の名義変更を自分でやってきました。


軽自動車は車庫証明がいらないので軽自動車協会に行けば簡単に手続きが済みます。
(※)東京都では軽自動車でも車庫証明が必要だと記載があったので、書類を揃えたんですが、結果必要ありませんでした。

 軽自動車の名義変更を自分でやる際の必要書類

 ・車検証
 ・前所有者の申請依頼書 (認印を押印する)
 ・自分の住民票(3ヶ月以内)
 ・ナンバープレート(管轄が変わる場合)

 


7月の猛暑の中、40分程かけて自転車で出かけ、書類を提出したところで協会がお昼休みに突入。

続きは45分後で、と言われ仕方なく誰も居ない待合室のソファーに座ってぼぅっとしていたところ、異国の男性がつかつかとやって来まして、そのまま隣のソファーに寝転がって昼寝を始めたものですから、私もソファーにゴロンと半分だけ寝転がって青空文庫を読んでいたらあっと言う間に時は経ち、名前を呼ばれて指示されるままにあちこちに書類を提出して回り、最後に代金を支払いナンバープレートを受け取って帰ってきたのでした。

異国の男性は私が帰る段になってもまだソファーで昼寝をしていました。



   
つづく。

 

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