小屋暮らしの土地さがし:その8(山梨編・インフラ重視の狭い土地:不動産屋から)|タイニーハウスに暮らしたい
2017/02/24
不動産屋に物件周辺の地図と資料と公図を送ってもらって、土地を見に行ってきました。
今回は2箇所。
これまでの反省を生かし、競売や公売以外で管理費の掛からない別荘地を探しました。
値段とインフラ重視の選択です。
あまりにも物件が見つからないので、今回は広さを条件から外しました。
どちらも地目は山林で、水と薪の確保ができそうな場所です。
問題はかなり狭いこと。そして坪単価が高めだということ。
資料だけではよくわからないけどすぐ近くに家もあるようです。
それと物件資料をオンライン請求したときに質問をいくつかしたのだけど、今回問い合わせた2店とも質問には答えてくれませんでした。
どうしようもないのは不動産屋だけではなかった・・・
ひとつ目は脇道の突き当りにある、広さは60坪くらいの小さな土地。
土地内に井戸とポンプが設置されていて、さらに近くを川が流れていて水事情は良好です。
電気も引き込み済みです(上の画像の左隅に電源ボックスが写っています)
林の中なのでちょっとした薪も調達ができそう。
でもそれだけ。
60坪って想像以上に狭い!
土地を挟むように左右に家が建っていたし(定住ではなさそう)、すぐ近くには普通に暮らしている大きな家が建っていて、圧迫感があるというか落ち着かないのです。
それに狭すぎて小屋を建てたらそれだけ終わってしまう。
写真を撮ったり計測したりしてみたものの、内心これはないな・・・と思っていました。
二つ目は先に見学した土地から更に山に向かった道路沿いの細長い土地です。
ここは本当に酷かった!
こんな土地を、その広さからは考えられないような値段で売ろうとする不動産屋の気が知れない。
そしてこんな土地をわざわざ見に行った自分たちもわからない。
土地の幅はこれだけ。細長いうなぎのような土地。
裏手に流れている、つつましい小川。
今回の経験でようやく、「この坪数ならこのくらいの広さ」という具体的なイメージができるようになったのでした。
何をしたいのか、どんな暮らしをしたいのか
今回たくさんの時間とガソリン代をかけて出かけていって、前回同様に収穫なしだったので、改めて自分たちが何をしたいのか、どんな生活を送りたいのか、そのためにはどんな土地がいいのかをもう一度考えることにしました。
やっぱり広さが欲しい
多少不便な場所にあったとしても、広い土地で周りを気にすることなくゼロから生活を作ることを想像するのは楽しい。
自由に、自分たちの好きなようにできる空間が欲しい。
狭い土地では試したいことができないかも知れないし、周りが気になって諦めることもあるかも知れない。
すぐ隣に家が建ったりして周りの環境が一変してしまう可能性だってあります。
オフグリッドな生活を目指したい
家賃も毎月の水道光熱費もかからない生活が理想です。
電気はソーラーで。
ガスは火が使えればなんとかなると思うので、一番の問題は飲用水です。
水の豊かな土地で、近くに湧き水の汲み場があるようなところが理想です。
人付き合いがどうしても嫌だというわけではないけれど、干渉は少ないほうがいい
自分たちのペースで生活がしたい。
だから付き合いがついて回るであろう村の集落は候補から外れるはずです。
別荘地・過疎村・廃村・小さな分譲地・山林といくつか見てきてようやく、探す土地の条件が決まってきた気がします。
土地探しにかなり焦っているけれど、この先の自分の生活がかかっているので譲る条件を間違わないようにしなくては。
それと「行ってみる→がっかり」のパターンから抜け出したい・・・。
つづく・・・。
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