天然木を使った0円工作|ヤスリの柄|デレッキの柄
先月行ってきた神奈川の骨董市で、柄のないヤスリを買いました。
今日はこのヤスリにちょうど良い、天然木の柄を探してこようと思います。
柄となる枝を見つける
我が家の裏庭で、使えそうな木の枝を探しています。
出来るだけ硬くて真っ直ぐなものが必要です。
幾つか見つけてきた候補の中から、丁度良い太さの山桜の枝を選びました。
必要な長さに切ったら、切断面の皮を数ミリ削ったり、ヤスリがけをしたりして整えます。
細いドリルから始め、必要なサイズになるまで徐々に穴を広げていきます。
柄に開ける穴は、若干小さめにしておくと良さそうです。
最後はハンマーで叩き入れましょう。
必須ではありませんが、仕上げに蜜蝋を塗っておきました。
完成です。
デレッキにも柄をつけたい
この日記のなかで、"ペール缶の取っ手を加工し、火止めを取り出す為の引っ掛け棒?のようなものを作りました。"と書いたところ、これは"デレッキ"という名前であるとコメントで教わりました。
意識せずに作ったものでしたが、正式名称があると分かった途端、ちょっとだけ上等なものに見えてきました。
ついでなので、デレッキにも同様の柄をつけてやることにしました。
万力を使って出来るだけ真っ直ぐになるように加工しました。
短くしたくなかったので、末端のはてなマークみたいなところは切断はせずに、ペンチと万力を使って伸ばすことにしました。
柄にはヤスリがけと穴あけです。
直ぐに抜けてしまわないように、5、6㎝くらいは叩き入れておきました。
とても簡単ですね。
完成です。
デレッキとうちわの柄、バーナーの火力調節のツマミと、風呂を沸かす道具だけでも、これだけのものが木を使って修理されていました。
木を燃やせば暖かいし、燃え尽きた後の灰は土壌改良にも使えます。
加工が出来れば家具や家を作ることも出来ます。
木とはなんて便利な素材なのだろうと感心してしまいます。
更に土の上に寝かせておけば、いずれ腐敗して土に還るのだから、本当によく出来ていると思います。
実はこのコンクリートを固める為の型枠にも木を使ったので、(よく見ないと分かりませんが、)表面には木の模様がプリントされています。
ちょっとお洒落ですね。
おしまい。