[小屋作り編]写真で見る小屋暮らし
2019/05/12
「写真で見る小屋暮らし」の第二弾です。
今回は、ど素人がホームセンターの材だけで約[20㎡の小屋]を建てるところまでをまとめました。
東京、山梨のホームセンターを回り、様々な材を買いました。
ホームセンターによって取扱商品が違うし、大量購入するには一つのお店ではとても足りませんでした。
住み始めてからも沢山の材や工具を買うことになりますが、取り敢えず猫4匹とともに引っ越しを済ませる迄の段階で、工具や建材に掛かった費用はおよそ[50万円]でした。
[250坪][約200万円]で購入(のちに10坪ほど隣地に譲ることになり、その分価格も値引きになった)した土地に、ホームセンターで買った材を搬入しているところ。
Amazonで最安値だった刈払機で笹を刈り、その後は鍬で地道に土地を均しました。
笹の根っこを抜くこと、土地を水平に均すことは、小屋を作る上で最も疲れる作業だったと思います。
素人が山林を切り開いて自作の小屋を建て、そこでしっかりと住んでいこうという、熱に浮かされたようなテンションだったのでやり遂げることが出来たのだと思います。
また、東京で住んでいたマンションの契約が、後一ヶ月しか残っていなかったという状況も、僕を強烈に後押ししました。
人は追い込まれることで初めて、本気になれるのかもしれません。
基礎にはコンクリートブロックを35個くらい使っています。
一つのホームセンターではとても揃えることが出来なかったので、他にホームセンターはないかと見知らぬ人にまで聞いて、買い集めました。
床材には実加工をしていない杉板を使っていますが、これは大失敗でした。
季節や気候によって材は伸び縮みするので、隙間だらけの床になってしまうのです。
この隙間は大分後になってから、コンクリートや実加工をした材を使ってリフォームすることになります。
合い決り(あいじゃくり)加工で床を張る|タイニーハウスの作り方
コンクリートの床|隙間だらけの床にコンクリを|タイニーハウスの作り方
小屋を作るためのメインの工具は、インパクトドライバーの他にはノコギリくらいしか持っていませんでした。
高所作業で使えると思って買った右端のミニ丸のこは、思ったような使い方が出来ず、殆ど使いませんでした。
小屋は2×4工法で作りました。
猫を4匹飼っている為、東京ー山梨を往復して小屋を建てていました。
感覚的にですが、八割方雨に降られていたような気がします。
この辺りの写真を見ると、未だに平屋にした方がカッコ良い小屋になったのではないかと思ってしまいます。
高所作業は危険なので、安全帯、ヘルメットの着用をオススメします。
雨の中、急いで屋根材を取り付けています。
後は開口部に扉や窓を取り付ければ、一応の小屋の出来上がりです。
[小屋の完成]
小屋は明らかに建設途中ですが、この段階で猫を連れて移住をしました。
今思うと、とんでもないことをやっているなと思います。
僕がこの近所に住んでいたとしたら、怖くて近付けないかもしれません。
そう思うと、周囲の方々には恵まれたのだと思います。
ありがたいです...。
住所と名前を木片に書いて吊るしました。
初めて郵便物が届いた時は感動しました。
兎に角急ぎの引っ越しだったので、荷物はロフトの上に山積みだし、一階部分も収納がないため、物で溢れていました。
[終わりに]
次回以降は、移住したての頃の生活や、必要に迫られて作ったもの、猫たちの暮らしについてをまとめる予定です。
小屋の中はとっ散らかっているし、作るものはどれもツッコミどころ満載です。
またよろしくお願いします。
[第一弾]
[第二弾]
[第三弾]
[第四弾]