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[DIY]古材を使った木製ミラーフレームを自作する|下手くそ注意!確かなDIY技術が求められる作業

2017/05/29

やまとプロムナード古民具骨董市というイベントが神奈川県の大和駅前で、月一で開催されています。

その骨董市で、古くて汚いプラスチック製フレームの鏡を手に入れました。

帰宅した次の日にはプラスチックのフレームは取り外して捨ててしまい、鏡だけを小屋の壁に立て掛けていました。

この時期は時間に余裕があるので、軽い気持ちで木製フレームを作ることにしました。

 

僕はミラーフレーム作りを甘く考えていたようです。

 

結論からいうと、残念ながら気に入るようなフレームを作ることが出来ませんでした。しかし、これまでの3年半で集めた工具や技術がいかんなく発揮されたと言いたくなるくらい、沢山の工具や少しの頭を使いました。

少なくとも各種工具の紹介にはなると思います。

 

先ずは読んでみて下さい...。

 

汚れた古材をクリーニング|グラインダー

クリーニングに使った工具は「グラインダー」です。

家は電気を契約していないので、電動工具を使う時は発電機を回します。

 

グラインダーは、ディスク部をヤスリカッターに交換することで、様々な用途に対応します。

 

※この商品はイメージとして使っています。僕が使ってみて良かったというものではありません。

 

[工具選びについて]

どこのブランドのものを買ったらいいのか分からない時は、僕は信頼出来るブランドとして「マキタ」を選びます。

確かにマキタ推しではありますが、上のAmazonや楽天市場のアイコンをクリックしてもらえれば分かるように、「マキタ」は他のブランドに比べ、ちょっと高いです。

安全性や扱い易さから、素人こそ良い工具を買うべきだという意見もわかりますが、いつでも好きなものが買えるだけのお金があるとは限りません。中途半端なものを買うくらいなら一番安いものを買ってみるのも手だと思います。

自分の財布と相談ですね...。

 

材を斜めにカットする|ノコギリと丸のこ

先ずは材の高さを測り、「45度」でカットしました。

大した数はないので、手ノコを使います。

 

次は切った材を接合予定の材に重ね、鉛筆でマーキングします。

 

同じ要領で何本か切りましたが、どうやら手ノコで材を直角に真っ直ぐ切るというのは上級者にしか出来ないようです...。

接合部の隙間が目立ちます。

※これは分かり易くなるように角度をつけ、隙間を大きく見せています。本当はもう少し上手です。

 

丸のこを出してきてやり直しです。

材を直角に切るには、テーブルソーなどのもっと良い工具もありますが、今のところ家にはこれしかないので仕方ないですね。

ポイント

丸のこの刃は、材の厚み分だけを出します。

いつでも最大に刃を出して切っている人がいますが、危険なだけでなく、切り進むのも重たくて大変です。

 

※この商品はイメージとして使っています。僕が使ってみて良かったというものではありません。

 

鏡を入れるための溝を掘る|トリマー

ノミとハンマーだけで溝掘りをしたことのある人なら分かると思いますが、真っ直ぐで全て同じ幅、深さで掘るのは至難の業です。

小屋の床の隙間を閉じなくては寒さで凍えてしまうと思ってしまうくらい切実だったころ、思い切ってこの「トリマー」を購入しました。

頻繁に使う工具ではありませんが、これも僕にとっては手放せない工具の一つです。

 

これもグラインダーやインパクトドライバーと同様、刃を替えることで意匠を凝らしたデザインが作れたりと、様々な形状の溝を掘ることが出来ます。

 

下の記事にもう少し詳しい「トリマー」の使い方が書いてあります。

 

関連記事:[セルフビルドの小屋][DIY]合い決り(あいじゃくり)加工で床を張る|タイニーハウスの作り方|タイニーハウスピリオディカルズ

関連記事:[DIY][古道具][1/2]年代物の窓をリメイク|トリマーで溝掘り|厚みのあるガラスを切断|タイニーハウスピリオディカルズ

 

幅、深さ共に文句のない溝が掘れました。

 

試しに鏡を入れてみました。

キツいくらいの幅にしてあるので、「プラスチックハンマー」木材の方から叩き込む必要があります。

 

※この商品はイメージとして使っています。自分が使っているものはどれも古いからなのか、同じものが見つからないのです...。

 

塗装をする|ウッドデッキ用→うすみどり色へ

最近は、蜜蝋などのワックスを使うことが多いのですが、ウッドデッキ用の塗料が固まってしまったので、厚い皮膜を破ったり灯油を入れて伸ばしました。その塗料がまだ沢山あるので、先に使ってしまいたいと思います。

ちょうど写真に写っている作業台と同じ塗料なので、何度か塗り重ねれば同じような色になると思って塗り始めましたが、、

 

芋けんぴみたいになってしまいました。

この後に直ぐに拭き取ってしまうのですが、これでも一度塗りして乾かした後にスポンジみたいなヤスリで擦って馴染ませてから、二度目を塗っています。

 

塗る材によって、色味は大きく異なるようですね...。

 

色味が気に入らなかったので、大昔のものだからと100円で売ってもらった「うすみどり」で塗ることにしました。

固着していて開けるのに苦労しました。

※ペンキ缶のフタに噛み付いているペンチのようなものは、「バイスプライヤー」といいます。ガッチリ挟み込み、そのまま保持することの出来る便利な工具です。

 

頑張って開けましたが、これは使えるのだろうか?

 

混ぜてみたら大丈夫そうでした。

 

二度塗りしましたが、艶が半端ではなかったので、「耐水ペーパー」で削り、表面を落ち着かせました。

 

接合|ダボとマーキングポンチ

簡単に接合するなら、インパクトドライバーを使ってコーススレッドを打ち込めばいいのですが、せっかくなので今回は接合部が見えないように、「ダボ」を使って接合してみようと思います。

 

6mmのダボ専用ビットです。

長過ぎるダボは半分に切って使います。

 

斜めに切った面に対して直角にダボ穴を開けていきます。

 

開けた穴には「マーキングポンチ」という便利アイテムを使います。

これは安くてお薦めの一品です。

 

 

接合したい材と密着させ、マーキングします。

 

このマーキングポンチは、取り外す時に苦労しますが、このようにニッパーなどを使えば楽に取り外せます。

 

後は木工用ボンドを流し込んでからダボを入れ、「プラスチックハンマー」でバランスをみながら叩き込めば完成です。

 

関連記事:[DIY][古道具][2/2]年代物の窓をリメイク|オイルステインで着色|蜜蝋の天然ワックス|タイニーハウスピリオディカルズ

 

ミラーフレームの完成

思いのほか大変でした。

次からは、骨董市などで安くて良いものがあればそれを買いたいと思います。

 

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